スキンケアの第一歩となるクレンジングは、大変重要なステップです。
ここでメイクがしつかり落とせていないと、その後のスキンケアが全て台無しになると言っても過言ではありません。
クレンジングの方法が不十分であったりクレンジング剤が不適切なものを使うと、メイクが毛穴に残ってしまう可能性が高いのです。
その後に洗顔を行っても、油分があるメイクは落としきれないことも少なくありません。メイクが残った肌では、どんなに高価な化粧水や美容液などのコスメを使用しても、その効果は半減してしまいます。
そんな状態が続けば肌トラブルに発展することもありますから、いかにクレンジングが大切なのかお分かりいただけると思います。
しかしこのクレンジングは、基本的に肌に負担が大きい作業になります。
しっかり落とすためにゴシゴシ擦るのは厳禁です。しっかり落としたいけど負担が気になると言う、葛藤が生じるのではないでしょうか。
そこで重要になるのが、クレンジング選びです。
クレンジング剤は、様々なタイプのものがあります。クリーム状で拭き取るタイプ、クリーム状で洗い流すタイプ、ジェルやオイル状で洗い流すタイプなどが主な種類になります。
どれを選ぶかは個々の好みや使いやすさで選べば良いのですが、使用した際の使用感をまずはよく観察してみましょう。
そして色々なタイプを使用して、比較して選ぶことが重要です。一番好ましいクレンジングは、肌負担がより少ないもので、しかもメイクがすっきり落とせるタイプです。
一般的にメイクがよく馴染むクレンジング剤でおすすめは、オイルタイプのものです。肌につけて軽く馴染ませるだけで、メイクが浮き出てくるような感触があります。
ゴシゴシ擦る必要が全くなく、オイル分でツルツルしているため軽くなでるだけで大丈夫です。最後は水で洗い流せるオイルタイプのクレンジングであれば、拭き取るものよりは負担が少なく綺麗にメイクが落とせます。
そのようなタイプのクレンジングはたくさんありますが、水ですっきり落とせるかどうかは製品によって差があります。また洗い流した後の肌の感触も、違いがあります。クレンジングの評判などを参考に、選んでみましょう。
人によっては、オイルクレンジングの感触が苦手な人がいるかもしれません。
クリームやジェルでもメイクと馴染みが良いものは色々あり、すっきり落とせて洗い上がりがしっとりしている優れたクレンジングも少なくありません。
肌負担が少なくメイクがしっかり落とせることを基本に、後は好みの使い心地でクレンジング剤を選べば良いでしょう。